繊維がふわふわになる原理とは?

柔軟剤衣類の表面はマイナスイオンの性質を帯びていますが、その表面に界面活性剤に含まれるプラスイオンの成分が吸着することで繊維の表面に油性の膜ができ、それによって繊維同士のすべりがよくなることから摩擦がすくなくなることで〝ふわふわ〟の触感を作り出すという原理です。

柔軟剤を使用するメリット

柔軟剤は繊維を柔らかく仕上げる事のほかに、静電気の発生を抑える効果があり、特に重ね着することによって静電気が発生しやすい冬の時期には柔軟剤を使用することで繊維同士の摩擦によって発生する静電気を減らすのに役立ちます。





正しい使用法

合成界面活性剤には2種類があり、洗浄成分として配合されている成分がマイナスイオンの性質をもつ〝アニオン界面活性剤〟そして柔軟成分として配合されるのがプラスイオンの性質をもつ〝カチオン界面活性剤〟です。
それぞれ正反対の性質をもっていることから、洗濯をする際にこの2つを同時に投入してしまうと、成分同士が結びついて両方の効力がなくなってしまいます。
すなわち、柔軟剤(カチオン活性剤)を入れるタイミングとしては汚れの除去が終わったすすぎのタイミングがもっとも適当です。

柔軟剤の香りの副作用

柔軟剤の香柔軟剤に使用される香料は天然のものでなく、科学的に合成した成分でできていることから、嗅覚が敏感なひとや、化合物に対して抵抗があるひとは〝頭痛〟や〝吐き気〟などの作用を伴うことがあります。
また、味覚、触覚、嗅覚など全ての感覚に対して免疫のすくない赤ちゃんの場合には柔軟剤の強い香りによって体調不良をおこす可能性があるため、注意が必要です。

柔軟剤のデメリット

柔軟剤は繊維の表面を油性の成分でコーティングすることで繊維同士が離れやすくする効果がありますが、それによって繊維に水分が吸収されにくくなるため、汗や皮脂を吸収する役目のある肌着などにはあまり向いていません。
タオルやハンカチの肌触りをよくするために柔軟剤を使用する際にも同様のデメリットがあり、吸水率を良くしたい場合には柔軟剤は使用しないほうがよいといえるでしょう。

肌着・下着には向いていない

肌着や下着の役割は皮膚からの分泌成分を効率よく吸収することであるため、汗や皮脂の吸収を妨げる原因となる柔軟剤の使用はあまりよい効果をもたらしません。
柔軟剤によって繊維がコーティングされることでムレや雑菌の繁殖を引き起こし、ニオイの原因になります。